2022.07.23-24 カナダ東部旅15・16日目 帰国 [モントリオール]
カナダからやっと帰国の話が書ける。
滞在中はこんないい天気がずっと続いていたのに、外出できない日が続いたのが何とも残念。
朝9時過ぎに滞在先を出発。滞在先のおばちゃん夫婦は結局戻ってくることはなく、メールと電話で挨拶して終了となってしまった。
80番のバスで中心街に出る。
この番号のバスも以前に比べて本数が大きく減ってしまって1時間に数本しかない状態に。
コロナが落ち着いたら以前みたいに10分待たずに来るぐらいにして欲しいな。
Google Mapがモントリオールの交通機関にも対応になってて便利なんだけど、道路工事などによるルート変更や短縮が頻繁に行われていて、それには対応していないらしい。
80番のバスが途中の地下鉄駅Place-des-Arts(プラスデザール)までしか動いてなくて、747番の乗り場まで10分ほど歩いた。
René-Levesque(ルネ・レベック)通りまで歩いて移動。
しばらくして、747番の空港行きバスがやってきたので乗車。
プラスデザール駅から地下鉄でリオネルグルー駅まで移動してから747番に乗るという方法があまり歩かなくて便利なのだが、この方法では逆に座れない可能性があったので、今回はこのルートを選んだ。
747番のバスに30分ほど乗って空港へ。
案の定、リオネルグルー駅で多く乗ってきて満員状態。
帰りはこのルートで正解だった。
さて、空港でチェックイン。自動のキオスクを使ってチェックインしようと操作したのだが、搭乗券が出て来ず、カウンターに出向いてくださいの表示。
何で? と思ってチェックインカウンターに出向いて事情を話したら、「陰性証明書を見せてもらえませんか」とのこと。係員が日本の陰性証明書のフォームを確認しないと帰国便に乗るための搭乗券を発行できないようなルールになっていた。
成田行きの飛行機は、カナダ国内線と同じターミナルから出発する。
と言うのも、カナダには出国審査がなくて、飛行機に乗れるかどうかを航空会社が判断している。
色々な行き先が表示されているけど、アジアの行き先は東京成田のみである。
やっと帰国便に乗れる。
13時45分発AC5便東京成田行き。
隣に止まっていたのはロイヤルモロッコ航空のカサブランカ行き。
モロッコは北アフリカに位置していてフランス語圏ということで、モロッコからの移民がモントリオールに多く住んでいて繋がりが強い。
20分以上遅れて出発。
荷物の積み込みに時間がかかってしまったとのこと。
さすが遅れが安定のエアカナダである。
エアトランザットも次回モントリオール訪問まで見ることはないだろうな。
新旧の塗装のエアカナダ。
小型機のボンバルディアの本社はモントリオール。
離陸前に前日とその前に訪問したサンジョゼフ礼拝堂が見えた。
さよなら、モントリオール。
次に訪問できるのは何年後だろうか。
機内食その1。
着陸1時間前の機内食その2。
ウクライナ紛争でカナダとロシアは対立関係にあるためかカムチャツカ半島上空が東京への一番近道なのに避けるようにして向かっている。
チーバくんの鼻先が見えると飛行機は右に旋回。
成田空港へは西側から到着するルートに入る。
日本の夏らしい景色を見ながら成田空港に到着した。
予定より30分以上遅れての到着となった。
こうして6日遅れで日本に帰国。
PCR検査で陽性だったのが本当に痛かった。
次の日に職場に出勤して関係者にそれぞれお詫びを入れたが、一部の方からは強いお叱りをいただいた。何でこんな時期に旅行するんですか!!!って。私からはただ申し訳ないの一言。それ以上のことは何も言えなかった。
でも、3年ぶりにカナダに行ったことは決して後悔していない。この時期なりの収穫は色々と得られたと思っている。次の海外旅行は、陰性証明書の取り扱い次第ということになり、慎重に決めたいと思っている。
次のページから、8月のお盆休みの旅行について書いていきます。
2022.07.22 カナダ東部旅14日目(2) モントリオールで最後の街歩き [モントリオール]
ノートルダム島からモントリオールの中心街に戻ってきた。
街中ではコメディのフェスティバルが行われていたが、こちらのお笑いの世界の人は誰が誰だか全く分からない。
今回の滞在中もこの広場には何度も立ち寄った。
この奥にあるスーパーでお買い物。
こんな感じのものをモントリオールでは必ず購入している。
スープの粉末、メイプルシロップにメイプルバター、カナダのコーヒーなど。
メイプルシュガークッキーはお土産屋さんよりもスーパーが買った方がお得に思える。
買い物で重い荷物を持ったまま街中を歩くのは辛いので、滞在先に一旦荷物を置いて、身軽になってから再び街中に出る。
日中は30度を超える暑さだったからか、多くの人が涼を求めて出ている感じ。
中華街では、夕方からイベントが開催されていた。
ちょうどこの時間は中国茶の淹れ方に関するデモンストレーションが行われていた。
21時前のノートルダム大聖堂。
21時を過ぎ、先ほどから30分でこんな景色に変わった。
前日昼間に訪問したセントジョゼフ礼拝堂の夜景も拝んで、今回のモントリオール滞在を締めくくり。
次の日は帰国の途につきます。
2022.07.22 カナダ東部旅14日目(1) モントリオール・ノートルダム島 [モントリオール]
PCR検査で陰性照明を確保して帰国日が決まり、この日がモントリオールで1日中動き回れる最終日となった。
まずは、書店でまだ購入していないマンガなどを確保して回る。
「鬼滅の刃」の英語版とフランス語版を今回は11巻まで確保した。また次回訪問の時にその先の分を購入したいと思う。
2022.07.21 カナダ東部旅13日目 リハビリでモントリオール街歩き(マスク着用) [モントリオール]
PCR検査陽性が出てからちょうど1週間が経ち、朝起きてから抗原検査をやってみたら陽性のラインが表示されなかった。これで検査に臨めば大丈夫かなと言うことで、夕方に前回受けたクリニックで検査を受けることにした。
それにしても滞在先はいい天気。
午前中は洗濯機を回すなどして過ごした。
午後、検査を受ける前にリハビリ兼ねて外出。
51番のバスに乗って向かった先は、サン・ジョゼフ礼拝堂。
空港に着陸するときに左手の山裾に見えた大きな建物はこれである。
あ、リスが写り込んでしまった。
本来ならまっすぐ階段を上がって中に入るのだが、工事が行われていて、車が通る右側の回り道を通って礼拝堂の中に入る。
初期の礼拝堂はこんな建物だったのだろうか。
礼拝堂の横側から中に入る。
麓からはシャトルバスでここまで移動できるが、タイミングが悪く出ていった直後だったので、歩いてここまで来た。
コンクリート造りの大きな礼拝堂だった。
ちょうどミサが行われていない時間帯でほとんど人がいなかったが、休日のみさがある時間帯は多くの人が集まる場所となっている。
市内のノートルダム大聖堂とは違う雰囲気を感じる場所だった。
礼拝堂から外に出てみる。
周りには山らしい山が全然見えず、車で高速道路を1時間以上走らせないと山らしい山がない。
右に見える塔がある辺りはモントリオール大学のキャンパスになっている。
工事が終わった頃にまた参拝したいものである。
礼拝堂の後、バスで中心街に出て、PCR検査の予約を入れていたクリニックへ。
その後、夕食に熊本ラーメンを食してみたんだけど、ここの味が何故か酸っぱい。
コロナで味覚がおかしくなったのか、それともここのラーメン屋さんの味が変なのか。
多分、次にここで食べることはないと思う。
クレセント通りの違いが分かるおじさんの壁画。
レナード・コーヘン(Leonard Cohen)というシンガーソングライターとのこと。
滞在先に戻り、しばらくしたらクリニックからメールが届いた。
前回と違い、PDFがいくつも付いていて、晴れて陰性証明書を入手することができ、帰国の前提条件をクリアすることができた。この日の夜は帰国準備手続きで、航空会社や保険会社など関係するところのやり取りで終了した。
次の日は、帰国前の最終活動日の話です。
2022.07.20 カナダ東部旅12日目 隔離解除そしてモントリオール市内へ(マスク着用) [モントリオール]
7月14日にPCR検査で陽性判定が出て5日間の隔離生活を送り、熱も全然出なかったのでマスク着用でリハビリでモントリオール市内を歩いてみることにした。ルール通り当然マスク着用で。
滞在先から徒歩圏内に本屋さんがあって、中心街のIndigoほどではないが漫画が充実していた。
旅2日目以来のモンロワイヤル公演のカルティエの像。
時間があれば市内の壁画巡りしたかったな。
Place-des-Arts(プラスデザール)周辺はコメディフェスティバルの雰囲気に変わっていた。
旅初日はジャズフェスティバルのメイン会場だったが。
こんなところにビル建設中。
英語で言うと、アフリカンナイトフェスティバルだろうか。
昼間からアフリカンな音楽で賑わっていた。
Tim Horton’sのアイスカプチーノで休憩。
カナダを旅行したら一度は寄りたい。
中心街にあるクライストチャーチ聖堂にも入ってみた。
高層ビルに囲まれて、地下は大規模な地下街が広がっているとは思えない雰囲気の教会である。
イートンの広場で弦楽四重奏やってて、買い物客が適当に指揮を振っていた。
音楽ってやっぱりいいな。
公園ではリスに餌やり禁止。
モントリオールの地下鉄グリーンライン。
シルバーの新車がほとんどになったが、青が基調の古い車両もわずかだが見かける。
PCR検査で陽性になる前に購入した鬼滅の刃1-3巻は読み終わったので、追加で購入した。
夕食はフードコートで中華。
久しぶりにちゃんとしたものを食べた気がした。
隔離明け初日の話はここまで。
次の日もリハビリで外に出ます。
2022.07.14夜以降 PCR検査結果陽性につき旅行中断 [モントリオール]
7月14日のノートルダム大聖堂でAURAを鑑賞する前に、市内のクリニックで日本帰国のためのPCR検査を受けた。日本に帰国するためには日本政府が指定した書式で陰性証明書を提出しなければならず、領事館が推奨したクリニックでこの日の16時に検査実施。
AURA鑑賞後、私のスマホにPCR検査結果が届いてメールを見てびっくり。
結果はフランス語でPositif 、英語で Positive 。日本語で「陽性」という意味になる。英語の検査結果の証明書は添付されていたけど、日本語の陰性証明は 当然ながら添付されていない。
正直ゾッとしてしまい、滞在先までバスに乗って帰るわけにもいかず、30分以上かけてノートルダム大聖堂から歩いて戻った。
全く熱っぽくは感じないが、この日の朝から喉が痛かった。滞在先でおばちゃん夫妻と食事の度に積もりに積もった話をしたし、前日は滞在先の隣人と英会話をずっとしながら旧市街まで歩いて回ったし。「濃厚接触者」を定義するならその3人だが、どうなのか。
当初は、この日の夜だけ滞在先のおばちゃん夫妻が地方にお出かけで私1人になる予定だったが、滞在先に戻ったらちょうど出発前のおばちゃん夫妻がいて、事情を報告。そしたらおばちゃん「アンタ、かかっちゃったのぉ」と大笑いされてしまい、「私たちは今日から出かけていないけど、好きなだけ滞在していていいからね。冷蔵庫の中とか好きに使っていいから。あと、必要なものがあればスーパーとか薬局で買い物してね」と全然平気な感じで話してくれて、更には「抗原検査キットも置いておくから、使いたかったら使ってね」と。ここから滞在先での隔離生活がスタートした。
クリニックからのメールでは、5日間は隔離が必要で、隔離が終わった時点で24時間以内に熱がなかったら隔離を解いても良いが、外出時はマスクを必ずすること・・・などと書いてあり、日本よりも随分緩いものである。検査結果はケベック州に報告します・・・とだけあって、それ以上の行政からのフォローは一切ない。
おばちゃん夫妻と別れた夜22時以降、まずは海外旅行保険の会社に連絡、日本の職場にも連絡、そして翌日のトロント行きとその2日後の日本への帰国便の航空会社に連絡、更には日本で掛けている医療保険の会社にも連絡、あと日本で同居の親はLINEで電話。色々連絡しまくっていたら明け方の4時になっていた。
というわけで、ここから隔離生活の始まり始まり。
翌朝7月15日、喉の調子がさらに悪くなる。熱はないような感じだが、大して暑くもないのに汗が出まくる。
滞在先にあったパスタは使わせてもらった。あとトマトペーストも。
これで簡単にスパゲティを作って何食かに分けた。
ネスプレッソも使わせてもらって、1日1杯は飲み続けただろうか。
あと、海外旅行保険会社の紹介でオンラインで日本のお医者さんと面談し、薬局でどんな薬を飲めば良いかアドバイスしてもらった。今回は念の為、パブロンとバファリンを持参していて、喉が痛くなり始めた日から毎食後飲み続けている。バファリンがなくなりそうだったので、それに代わるものは何がいいのか聞いて、パブロンと主成分が被らないものを服用するようにというアドバイスをいただいた。
そのアドバイスに基づいて、滞在先から歩いて1-2分の薬局でこの薬を購入。
パブロンと併用して飲み続けた。
ついでに体温計も購入したが、購入してからずっと36度ちょうど前後を推移していて、全然熱は出なかった。
滞在先近くのスーパーでソーセージを買ったがこれがまずくて(涙)
パスタを醤油で味付けしてみたが、これまた失敗作だった。
これは朝食。シリアルまたはパンとフルーツの毎日で朝食は欠かさずとった。
隔離5日目朝、初めて備蓄の抗原検査を試してみたが、まだ陽性の線が出てくる。これで本当に帰国できるのか気になってしまう。
モントリオールの領事館にもメールで相談してみた。そしたら、陽性でも領事館がレターを出せば帰国できる制度があるのだというが、申請から3業務日はかかるのでその間に陰性になっている可能性が高く、この方法は取らないことにした。
スーパーに買い物で出た日。
こんなに天気が良いのに歩き回れないのがなんとも残念だった。
で、滞在先で隔離生活をしている時、食事と買い物以外は何をしていたかと言うと、飛行機の中で読むために購入した本を全て読み通したり、
日本に帰国してからじっくり読む予定だった「鬼滅の刃」の英語版とフランス語版を読み比べてみたり。
冨岡さん、このシーン以上にしゃべっているところはあるのか?ってぐらいしゃべっているところ。
ポケモンGOのコミュニティデイを楽しんだり、
英語、フランス語、何を言っているのかよく分からないけどテレビ見たり。
もしかしたら、ケベックのイベントで密な中をマスク無しで歩いたのが良くなかったのかもしれない。
ムツミ・タカハシさんのニュースも長くやっているなぁとほぼ毎日見たり。
善逸のヘタレとかっこいいところの両面をじっくり見たり(笑)
意外と暇のない5日間の隔離生活だったと思う。
隔離生活5日間終了後の話は次のページで書きます。
2022.07.14 カナダ東部旅6日目(2) モントリオール 再び旧港など [モントリオール]
地下鉄オレンジラインをSt-Hubert、Sherbrooke、と下車して次の下車駅はChamp-de-Mars。
旧市街の北東に位置していて、ここから歩いて旧市街を東側から入り、ボンスクール教会から。
2022.07.14 カナダ東部旅6日目(1) モントリオールのサブカルって・・・ [モントリオール]
モントリオールは過去に語学留学で滞在していた時期があり、その留学後も数年に1度の割合で訪問していて、観光地と呼ばれるところは大体訪問したと思っている。
今回は、モントリオールのサブカルな世界を見て回ろうと思い、googleで事前に調べたところに行ってみることにした。
地下鉄のSt-Hubert駅を降りたところからスタート。