2022.07.14夜以降 PCR検査結果陽性につき旅行中断 [モントリオール]
7月14日のノートルダム大聖堂でAURAを鑑賞する前に、市内のクリニックで日本帰国のためのPCR検査を受けた。日本に帰国するためには日本政府が指定した書式で陰性証明書を提出しなければならず、領事館が推奨したクリニックでこの日の16時に検査実施。
AURA鑑賞後、私のスマホにPCR検査結果が届いてメールを見てびっくり。
結果はフランス語でPositif 、英語で Positive 。日本語で「陽性」という意味になる。英語の検査結果の証明書は添付されていたけど、日本語の陰性証明は 当然ながら添付されていない。
正直ゾッとしてしまい、滞在先までバスに乗って帰るわけにもいかず、30分以上かけてノートルダム大聖堂から歩いて戻った。
全く熱っぽくは感じないが、この日の朝から喉が痛かった。滞在先でおばちゃん夫妻と食事の度に積もりに積もった話をしたし、前日は滞在先の隣人と英会話をずっとしながら旧市街まで歩いて回ったし。「濃厚接触者」を定義するならその3人だが、どうなのか。
当初は、この日の夜だけ滞在先のおばちゃん夫妻が地方にお出かけで私1人になる予定だったが、滞在先に戻ったらちょうど出発前のおばちゃん夫妻がいて、事情を報告。そしたらおばちゃん「アンタ、かかっちゃったのぉ」と大笑いされてしまい、「私たちは今日から出かけていないけど、好きなだけ滞在していていいからね。冷蔵庫の中とか好きに使っていいから。あと、必要なものがあればスーパーとか薬局で買い物してね」と全然平気な感じで話してくれて、更には「抗原検査キットも置いておくから、使いたかったら使ってね」と。ここから滞在先での隔離生活がスタートした。
クリニックからのメールでは、5日間は隔離が必要で、隔離が終わった時点で24時間以内に熱がなかったら隔離を解いても良いが、外出時はマスクを必ずすること・・・などと書いてあり、日本よりも随分緩いものである。検査結果はケベック州に報告します・・・とだけあって、それ以上の行政からのフォローは一切ない。
おばちゃん夫妻と別れた夜22時以降、まずは海外旅行保険の会社に連絡、日本の職場にも連絡、そして翌日のトロント行きとその2日後の日本への帰国便の航空会社に連絡、更には日本で掛けている医療保険の会社にも連絡、あと日本で同居の親はLINEで電話。色々連絡しまくっていたら明け方の4時になっていた。
というわけで、ここから隔離生活の始まり始まり。
翌朝7月15日、喉の調子がさらに悪くなる。熱はないような感じだが、大して暑くもないのに汗が出まくる。
滞在先にあったパスタは使わせてもらった。あとトマトペーストも。
これで簡単にスパゲティを作って何食かに分けた。
ネスプレッソも使わせてもらって、1日1杯は飲み続けただろうか。
あと、海外旅行保険会社の紹介でオンラインで日本のお医者さんと面談し、薬局でどんな薬を飲めば良いかアドバイスしてもらった。今回は念の為、パブロンとバファリンを持参していて、喉が痛くなり始めた日から毎食後飲み続けている。バファリンがなくなりそうだったので、それに代わるものは何がいいのか聞いて、パブロンと主成分が被らないものを服用するようにというアドバイスをいただいた。
そのアドバイスに基づいて、滞在先から歩いて1-2分の薬局でこの薬を購入。
パブロンと併用して飲み続けた。
ついでに体温計も購入したが、購入してからずっと36度ちょうど前後を推移していて、全然熱は出なかった。
滞在先近くのスーパーでソーセージを買ったがこれがまずくて(涙)
パスタを醤油で味付けしてみたが、これまた失敗作だった。
これは朝食。シリアルまたはパンとフルーツの毎日で朝食は欠かさずとった。
隔離5日目朝、初めて備蓄の抗原検査を試してみたが、まだ陽性の線が出てくる。これで本当に帰国できるのか気になってしまう。
モントリオールの領事館にもメールで相談してみた。そしたら、陽性でも領事館がレターを出せば帰国できる制度があるのだというが、申請から3業務日はかかるのでその間に陰性になっている可能性が高く、この方法は取らないことにした。
スーパーに買い物で出た日。
こんなに天気が良いのに歩き回れないのがなんとも残念だった。
で、滞在先で隔離生活をしている時、食事と買い物以外は何をしていたかと言うと、飛行機の中で読むために購入した本を全て読み通したり、
日本に帰国してからじっくり読む予定だった「鬼滅の刃」の英語版とフランス語版を読み比べてみたり。
冨岡さん、このシーン以上にしゃべっているところはあるのか?ってぐらいしゃべっているところ。
ポケモンGOのコミュニティデイを楽しんだり、
英語、フランス語、何を言っているのかよく分からないけどテレビ見たり。
もしかしたら、ケベックのイベントで密な中をマスク無しで歩いたのが良くなかったのかもしれない。
ムツミ・タカハシさんのニュースも長くやっているなぁとほぼ毎日見たり。
善逸のヘタレとかっこいいところの両面をじっくり見たり(笑)
意外と暇のない5日間の隔離生活だったと思う。
隔離生活5日間終了後の話は次のページで書きます。
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