2023.10.21 定番の京都旅1日目(1) 東京出発、仁和寺・龍安寺 [国内旅行]
韓国旅から2週間後、今回は母親連れての京都旅である。
2011年頃から同居の母親を連れての旅を、コロナで移動自粛だった2021年を除いて毎年最低1回実施。何十年ぶりということもあり、京都では超定番のところに行きたいということで、2泊3日のコースを選定してみた。
東京9時18分発の「のぞみ」号で出発。
富士山山頂部分だけ雲がかかっていて、完全な形を拝むことができなかった。
浜名湖も晴天の中を通過。
伊吹山も山頂付近が雲に覆われていて、完璧な姿を見ることができなかった。
京都に11時半頃到着。2時間ちょっとで着くなんて、あっという間である。
京都駅からバス移動で四条堀川にある宿に向かい、荷物を置いて身軽になって再び京都の街中へ。
まず最初に向かったところは、世界遺産の仁和寺(にんなじ)。
真言宗御室派の総本山である。
仁王門をくぐって境内へ。
拝観料を支払って、左手にある御殿へ。
左に「左近の桜」、右側に「右近の橘」が植えられた庭園。
将棋の竜王戦がこの部屋で繰り広げられたことがあるそう。
北側の庭園もお見事だった。
仁和寺は桜の名所。
これから落葉が進み、春にはまた満開の桜を見ることができるのだろう。
中門は現在工事中だが、くぐって本堂まで進むことができる。
五重塔も置かれていて、お寺らしい場所である。
そして突き当たりの本堂(金堂)。
この時、本堂内で秋の特別拝観で別料金で中に入ることができるようになっていて、五大明王が安置されていた。堂内は撮影禁止。ネットで検索すると出てくるので、その方針に従いたい。
この本堂自体は江戸時代に建てられたものだが、堂内は平安時代の文化が取り入れられている。
仁和寺の通常御朱印は書いていただいた。
仁和寺特別拝観の御朱印は、五大明王それぞれ1枚ずつ。こちらは書き置きの紙での拝領となった。
次に向かった場所は、仁和寺からバスで数分の龍安寺。ここも世界遺産。
バス停から通路に沿って、緩やかな坂道を進んだところに境内の入口がある。
この庫裡から靴を脱いで中に入ることになる。
龍安寺と言えば、この庭園。
幅25メートル、奥行き10メートルのさほど広くない庭園が世界的にも有名で、この通り多くの人たちが座り込んでいる状態。
15個の石が置かれていて、解釈も見る人に委ねられているようである。
石庭もそうだが、龍の襖絵も印象的な部屋がいくつもある。
石庭のあとは、池の周りをまわって外に出た。龍安寺は元々は徳大寺家の別荘だったところで、室町時代に管領の細川氏が譲り受けで寺院にし、臨済宗の寺院として続いてきたという。
この池は徳大寺家の別荘だった時代に造られたもの。
龍安寺の御朱印。
「石庭」は直接書いていただき、「雲龍」は書き置きの紙である。
この後、超定番の金閣寺へ。
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