2023.09.18 山口と九州北部旅5日目(1) 対馬の神社 [国内旅行]
この日は激しい雷雨で朝起こされた。
朝食の時間までに数分間の停電もあったりしてある種恐怖も感じたぐらいだ。
朝食は和定食。
旅先では和食を選ぶことが多い。
7時半すぎに宿をチェックアウトして、1時間以上かかる道のりの移動開始。
出発時は土砂降りで、途中所々冠水しているところがあって、警察が出ているところもあったけど、北部に向かうに従って雨脚も弱くなって、1時間近く進んだ豊玉町に入るとこんな空模様。
最初の目的地である海神神社に到着したのは、厳原の宿を出発してから1時間15分後のこと。
この時にはすでに雨も上がっていたが、足元がこんな感じで歩きにくい。
海神神社は対馬国一宮。
平安時代にはすでに存在したことになる。
社殿では例祭の準備を進めている様子があった。
御朱印はこの神社の社務所で手書きのものをいただけるほか、御朱印帳に直接書き込んでいただく場合は、この後行く和多都美(わたつみ)神社で申し出ることになる。
但し、和多都美神社で御朱印をお願いしたら、「本当は一宮の御朱印帳にしか書かない」ということだったので、海神神社で書き置きを拝領するのが正式である。
一宮ということで、境内にさまざまな神社の末社が置かれていた。
次に向かった神社は、地図を見ていて気になった神社。
この後進む和多都美神社に向かうところから少し外れたところに霹靂神社というのがあって、行ってみることにした。鬼滅にハマると、このような表現が気になってしょうがない。
行ってみたら、想定通りその集落にある小さな神社だった。
神社は大したことなかったが(失礼な表現ですみません)、港町らしくネコちゃんを数匹確認。
旅先で見るネコちゃんは表現豊かである。
次の場所へ向かう途中、大きな鳥居をくぐる。
社殿から海に向かって鳥居がいくつも建てられている和多都美神社に到着。
竜宮伝説が残る神社である。
平安時代の記録にこの神社が載っていて、先ほど訪問した海神神社と同様に歴史がある。
海幸彦・山幸彦の伝説(→浦島太郎の話のモデル)は日本各地に存在するが、対馬ではこの神社にある。
三角鳥居が置かれている。
京都の蚕の社(木嶋神社)をはじめ、全国に数えるほどしか存在しない。
和多都美神社で書き置きの紙による御朱印をいただいた他、海神神社の御朱印を書いていただいた。
トラブルにならないよう、海神神社で御朱印を紙でいただいた方がいいかもしれない。
和多都美神社から車で数分進んだところに展望所。
展望所からの複雑に入り組んだ海岸線の眺めが見事だった。
朝起きた時の土砂降りが嘘みたいに晴れてきた。
展望台から1時間かけて厳原まで戻ってきた。
対馬のお土産に、あんこがたっぷり入ったかす巻きを購入。
これにて対馬を離れる。
1泊だと対馬は全然回りきれない。
また時間を取ってじっくり巡ってみたい。
ツシマヤマネコにも会えてないし。
この後、博多で3時間滞在の話です。
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