2023.10.07 ソウルと近郊旅2日目(1) 京春線森の道 [海外旅行]
朝食は宿では頼んでいないので外の食べられるところを探す。
もうすでに宿の近くではポケモンGOのイベントの体制になっている。
イベント開始前ということで、ピカチュウとイーブイはまだラップ巻きされたままだった。
早く解いてあげてほしい。
朝食は骨つき豚肉入りのヘジャングク。
ヘジャングクはなぜか酔い覚ましに良いとされていて、これを食べれば何だか元気になる。
鍾路2街から仁寺洞の通りに入るところ。
ここにはバッティングセンターがあったが、再開発で立ち退きになってしまった様子。
9時過ぎ、鍾路2街からバスに乗って、最初の目的地を目指す。
鍾路も知らない間にバスが道路の中央を走るようになっていた。
Google mapの指示で、大きな太極旗のあるところで下車。
バスを一旦降りたところの前は京東市場で、漢方薬を主に扱っている市場である。
しばらくして、次のバスが来た。
30分ほど乗って「京春線森の道」で下車。
ここから先がこのページの本題である。
別名・花郎台(ファランデ)鉄道公園。
現在、ここにはいくつかの鉄道車両が保存されている。
ナローゲージだった水仁線の車両が保存されていて、中を見ることができた。
基本設計と製造は日本で行われ、最終の組み立ては釜山で行われたという。
何故かプラハの市電が保存されている。
ソウルオリンピックを機に東欧諸国と国交を結んで友好関係にあることから贈られたものだろうか。
そして、何故かここに広電(広島電鉄)の車両。
広電在籍前は大阪市営。残念ながら車番は消されてしまっている。
日本語の広告も一部残っていた。
広電の車内に入ることもできる。
行き先表示を回すことができるかなと思って見てみたが、電源が入っていないので回すことができなかった。パスピーはソウルでも使える(嘘)
電車の行き先表示。
広島に住んでいたことがあるので、懐かしく見える。
広電の車内。
今にも動き出しそうだが、右側の入口が固定されていたので、もう走ることはなさそうである。
ちなみに、広電と韓国の鉄道のゲージ(レール幅)は標準軌で同じである。
蒸気機関車と、少し前まで使われていた急行ムグンファ号が保存されている。
朝鮮戦争前後を扱ったドラマでこのタイプの蒸気機関車がよく登場する。
こちらも日本で製造されたもの。
蒸気機関車から広電を撮影。
こちら側の行き先表示が壊れているので直して欲しいな。
蒸気機関車の後ろは急行ムグンファ号。
このタイプの車両には、何度もお世話になった。
釜山から慶州、安東から清凉里、そして南春川から清凉里・・・などなど。当時が懐かしい。
今は資料館として使われている。
これらの鉄道車両が保存されているところは元々は花郎台という駅だった。
当時の駅舎が残されている。
ソウル(日本時代は「京城」)と春川を結ぶ路線ということで京春線と名付けられ、ここ花郎台も通っていたが、2010年の複線電化で路線が一部付け替えられてここを通過することがなくなり、この一帯が鉄道公園として整備されているわけだ。
鉄道の資料館で展示されているものは日本とあまり変わらない。
行き先表示が懐かしい。
当時の切符が懐かしい。
私が初めて韓国の鉄道に乗った1999年頃も左側のような切符だった。
資料館にあった鉄道模型。よく見たら脱線している(笑)
このあと、バスと電車を乗り継いでさらに東の加平(カピョン)という街へ。
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