2023.05.27 宮城三陸旅1日目(2) 石巻の神社 [国内旅行]
野蒜から20分ほど乗って、石巻に11時16分に到着。
4両編成の車内は席が全部埋まっていて、立っている人もいるほど乗っていた。
石巻駅で石ノ森作品のキャラクター達の出迎えを受ける。
石巻駅から歩いて最初に向かった先は、鳥屋神社(とやじんじゃ)。
平安時代の延喜式に載っていた神社ということで、歴史は古い。
そして、藤原秀衡によって羽黒山から分霊して羽黒神社を合祀している。
この神社へは、石巻駅側からは裏側から入ったことになり、出る時は港側の表側の参道を通って出る。
この後、田代島に向かうが、島での話は次のページに書くとして、田代島から戻ってきたところから続きの話を書きたい。
田代島からの船を門脇で降りて(行きは中央から乗船)、正面の日和山を目指す。
山の上に鳥居が見える。
それにしても、麓の周りは空き地が目立つ。これも津波の影響だろうか。
ここから階段を上って日和山へ。
やはり、津波が押し寄せたところでしたか。
田代島を歩いて回った後だったので、麓から日和山の鳥居まで階段を上るのはかなりくたびれる(汗)
日和山の山上から海を眺める。
ここに2011年の東日本大震災の際に津波が押し寄せたことを考えると、ゾッとしてしまう。
復興はまだまだ途上である。
日和山の山上にあるのは鹿島御児神社。
鳥屋神社と同様に、延喜式に載る古くからある神社である。
松尾芭蕉もここに立ち寄っているようで、句碑が残っている。
鳥屋神社と鹿島御児神社の御朱印。
鹿島御児神社は書き置きの紙だったが、カラフルで凝った内容だった。
日和山はかつては石巻城があったところ。
鎌倉時代以降、この地を支配した葛西氏の居城があり、豊臣秀吉によって潰されるまで存在していたという。
日和山から石巻駅に歩いて戻る途中には、大きめなお寺がいくつも存在する。
石巻が城下町だった名残だろうか。
石巻市内には、この通り石ノ森章太郎作品がいくつも置かれているが、今回は旅の目的から外れてしまうので、今回はただ見るだけ。次に石巻訪問の際には、この辺りをじっくり見て回りたいと思う。
この後、夕方から女川まで行った話を書きます。その次に田代島の話を。