2022.08.12 お盆の九州旅2日目(1) 福江島 堂崎天主堂 [国内旅行]
宿の周辺を歩いていると、居酒屋は島民以外お断りとか、コインランドリーも島民限定だったりして、観光客には不便なところがある。地元民の思いは尊重しなければならないので、これ以上はとやかく言いたくない。
宿から福江港に向かうのに、ちょっと遠回りして武家屋敷の通りを歩く。
他の街の武家屋敷の街並みとは一味違った感じがする。石垣の積み方とか。
朝8時過ぎで早い時間ということもあり、一般公開しているところはこの時間はない。
朝8時半頃の福江城。
この時間に行くとお堀のハスの花が見事に咲いている。
城跡のネコちゃん。
旅2日目は終日福江島。
自転車で巡ってみようかという考えもあったが、天気予報で雷雨の予報が出ていて、移動中に雨に降られるのはとても嫌なので、行ける場所に制限がかかるもののバスで各地を巡ることにした。
1日券1000円は破格の値段だと思う。
まずは、9時40分に福江港から出る観音平行きのバスに乗車。
乗客は数人。
バスは北西の方向に走り、10分足らずで市街地を抜けて海岸線沿いに進む。
この辺りは海岸線が入り組んでいて波も穏やかなところである。
20分ほど乗って、堂崎天主堂入口で下車。
バス停付近は小さな漁港になっている。
養殖も行われている感じ。
そんな小さな港町を15分ほど歩いた先に赤煉瓦の建物がある。
ここが今回の目的地の堂崎天主堂である。
明治41年に建てられた五島で最古の洋風建築。
江戸時代に隠れキリシタンの状態だった住民が、明治時代に入って信仰の自由が認められると続々と表立って信仰を表明して、五島の各地に教会が建てられるようになった。ここは違うが、五島の何ヶ所かが世界遺産にもなっている。
堂崎天主堂内は資料館になっていて撮影禁止。但し、今でも儀式は行われているという。
教会の敷地内ではこのように布教の歴史が紹介されている。
堂崎天主堂の近くに、堂崎マドレーヌという有名な洋菓子屋さんがあるが、残念ながらこの日はお休みだった。
帰りのバスの時間まで余裕があったので、近くのお店でアイスを買って休憩。
アイスを食べていたら突然雨が降り出して、動きにくい状態に。
折り畳み傘は持っていたものの、それでも濡れてしまいそうな大雨。
バス停に戻るまでに、途中何ヶ所かで雨宿りを繰り返しながら進み、なんとか帰りのバスに間に合った。
このバスを逃すとおよそ2時間後である。
福江に戻って、次に乗るバスまで1時間ほどあったので、その間に昼食。
五島うどんと玉子丼のセット。
この昼食時間中も土砂降りで、いい時間に昼食ができたと思う。食事をとり終わって、福江港に向かう時には雨は止んでいて本当にラッキーだった。
この後、福江島の南東方面に行ってきます。
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