2023.09.15 山口と九州北部旅2日目(2) 西鉄バス1番沿線の神社とか [国内旅行]
リバーウォークの前が西小倉駅のバス停で、ここから戸畑や黒崎方面に向かうバスに乗る。
どこ行きのバスに乗って移動したのか覚えていないが、下到津(しもいとうづ)で下車。
バス通りから入った通りを直進して、鳥居をいくつかくぐった先に到津(いとうづ)八幡宮。
神功皇后が後の応神天皇を産んで、長門豊浦宮に戻る際にこの津(港)に立ち寄ったことから現在の地名になったとされていて、1500年以上続く由緒ある地名ということになる。
その地に祠が建てられたのが始まりで、宇佐神宮の八幡大神を勧請したのは平安時代末期の1188年のこと。
下到津から1番の黒崎行きに乗って、小倉北区から八幡東区に入り、荒生田(あろうだ)で下車。
下到津辺りに比べてバスの本数は減っているが、1番の黒崎・折尾行きは10分に1本の割合で出ている。
荒生田のバス停から住宅街を抜けたところに大きな鳥居。
高見神社が山に面したところに祀られている。
高見という地名も神功皇后の伝説にまつわるようで、福岡県周辺はそのようなところが多いのだろうか。
中世では小早川隆景が武運を祈った話があったり、近代においては製鉄所の関係者によって現在の場所に神社を移して、製鉄所の街の一部になったりという歴史で現在に至っているわけだ。
高見神社から街を一望できる。
高見神社の御朱印は書き置きの紙でいただいた。
次は春の町で下車。
バス停から歩いて数分の豊山八幡神社へ。
ここも神功皇后伝説があり、その伝説に基づいて豊山(ゆたかやま)と名付けられたという。
八幡(やはた)という地名の由来は、この神社にあり、世界遺産の八幡製鐵所の八幡はここから来ている。
そして北九州市として合併されてからも、ここは八幡東区という地名で残っている。
豊山八幡神社の書き置きの御朱印。
到津八幡宮の御朱印と合わせて。
次は前田で下車。
ここも小倉と黒崎・折尾を結ぶ1番系統のバスが通る区間である。
前田のバス停から10分ほど緩やかな上り坂を進むとあるのが仲宿八幡宮。
ここも神功皇后の伝説がある神社。
仲宿八幡宮の御朱印。
「長月中日」という表記が珍しい。9月15日ってそういう言い方もあるんだな。
前田のバス停まで戻らず、仲宿八幡宮の近くのバス停から黒崎方面のバスが1時間に数本出ていて、そこから乗って熊手通で下車。
バス停を降りて少し歩いたところにあるのが岡田宮。
今や北九州市の第2の繁華街となった黒崎の街を見守るように高台に鎮座している。
神武天皇の東征の際にこの神社に1年間逗留したという伝説があるそうで、古くからの歴史がある神社である。
それにしても、御朱印のパターンの多いこと。
これら全て印刷ではなく1つ1つ手作業だそうで、恐れ入ります。
そんな岡田宮で御朱印帳を新たに購入した。
今回はこの御朱印を選んだが、またどこかの機会に神社巡りをメインとして参拝したいものである。
岡田宮の後、春日神社・黒田神社を参拝したが、金曜日はお休みとのことで御朱印いただけず。
またの機会に参拝したい。
神社参道わきではネコ集会が開かれていた。
小倉方面に戻る途中で、スペースワールド駅へ。
かつてはここにテーマパークがあったが、駅名はそのまま残っている。
その駅前にポケモンのマンホール。
北九州市内にはポケモンのマンホールが5ヶ所置かれていて、そのうち3ヶ所を今回訪問したことになる。
小倉へはフリー乗車券で乗り放題のバスではなく、JRの電車で戻った。
この車両、混雑対策で座席の半分近くが撤去されたタイプで、しかも3両編成できたので混雑が醜かった。
こんな車両は本当に勘弁してほしい。
この後、小倉駅で漫画ミュージアムに入ります。
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