2023.08.15 熊本旅4日目(2) 熊本から人吉へ [国内旅行]
本妙寺からホテルに戻って荷物を引き取って、桜町バスターミナルへ。
これから人吉までの移動で、高速バスよりも鉄道を利用したいのだが、この区間は2020年の豪雨で線路が寸断されて代行バスすらも走っていない不便なところ。レンタカーを使用しないので、高速バスでの移動一択になってしまう。
11時発の鹿児島行きのバスで人吉を目指す。
最初は平野部ののどかな景色の中を進んでいたが、
途中から分入っても分入っても青い山な景色。
人吉って、周りと寸断された地域なのかと感じてしまう。
人吉インターに12時半過ぎに到着し、市内に向かう路線バスに乗り換え。
球磨川を渡る辺りは人吉に来たんだなと感じる。
今回の旅で人吉は3回目である。
今回の宿に近い中青井町で下車。
この辺りは温泉宿がいくつも存在する。
先ほど人吉インターから乗ったバスの終点は人吉駅。
ここから3方向に路線があるが、2020年の水害で水没して線路が寸断されただけでなく、車両も水に浸かってダメになってしまったため、いずれの路線もそれ以来運休の状態が続いている。
何とか復活して欲しいものである。
駅の窓口だけは一応開いていたが、誰も出入りがなくて寂しい。
車両もなくて、時代の流れから取り残されたような雰囲気。
人吉の駅前には種田山頭火の歌碑。
鉄道は動いていないけど、人吉鉄道ミュージアムは通常営業。
今では考えられない列車のサボ。
一度はこんな列車に乗り通してみたかったな。
列車が運行されていた頃に一度は乗っておきたかった。
鉄路として復旧するのかも決まっておらず、このような光景が見られるかどうかも微妙である。
そして、青井阿蘇神社へ。
蓮の池にかかる橋を渡り、赤い鳥居をくぐって茅葺きの楼門に向かう。
神社としては806年創建ということで、平安時代に入ってからになる。
拝殿から後ろの本殿までの建物は、1610年以降に楼門と一緒に再建され、熊本県で最初の国宝に指定されている。桃山時代の華やかな建築の特徴が引き継がれていることが評価されているようである。
球磨地方を代表する神社ということからか、境内の末社もそこそこ大きめ。
青井阿蘇神社でいただいた御朱印。
特別な絵柄のものは書き置きの紙でいただいた。
この後、橋を渡って人吉城の方面へ。
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