2023.08.15 熊本旅4日目(1) 本妙寺(熊本) [国内旅行]
熊本旅もあっという間に4日目。
お盆休みの朝8時半の通町筋電停付近は本当に静かだった。
本妙寺入口まで市電に乗って移動。
ここから西の方角に歩く。
立派な仁王門。
仁王門をくぐると、山道沿いに小さなお寺がいくつも並ぶ。
日蓮宗の大きなお寺って、こんな感じのところばかりな気がする。池上本門寺も中山法華経寺もそうだし。
熊本地震で崩れたままのところがあり、復旧を願いたいところ。
参道の突き当たりに本堂があるのかと思いきや、大本堂は山道の途中にある。
本妙寺は元々、熊本城内にあったようだが、江戸時代に大火で焼けて、加藤清正公の霊廟があるこの地に移転してきたという。
石燈籠がいくつも並ぶ参道。
階段を上り切ったところに常夜灯。
歴史を感じさせる。
参道を歩いて階段を上った突き当たりに浄池廟。
建物全体が加藤清正公のお墓である。
建物の造りが神社のようにも見えるのは、神仏習合の名残だろうか。
遺言で熊本城と同じ高さのところに葬るようにとされ、この地になったのだという。
浄池廟の裏手からさらに階段を上がる。
階段を上り切ったところに加藤清正公の立像が置かれていた。
1935年(昭和10年)に没後325年忌を記念して設置されたが、太平洋戦争で金属供出でなくなり、戦後再び再建されたもの。
加藤清正公の立像があるところから市街を眺めると、熊本城が見える。
真ん中の緑の部分が熊本城で、今も熊本の街を見守っているかのようである。
本妙寺からはバスで桜町まで戻った。
市電の電停から本妙寺までは15分以上歩くが、仁王門のそばから中心街に戻れるのはありがたかった。
本妙寺の御首題は書き置きの紙でいただいた。
この後、ホテルをチェックアウトして荷物を持って人吉まで高速バス移動。
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