2022.10.10 大阪旅3日目(3) 東大阪の御朱印巡り 後半編 [国内旅行]
瓢箪山から枚岡(ひらおか)まで1駅だけだが近鉄電車で移動。
上り坂なので、わずか1駅のさほど遠くない距離でもこの移動は貴重だった。
ここから枚岡神社。
緩やかな上り坂だが、雨が強く降ってとにかく歩きにくかった。
神武天皇の時代からあるとされ、650年に現在の地に遷ってきたという。
河内国一宮とされ、明治時代には官幣大社に列せられている。
三条実美の書となっていて、それだけ格の高い神社ということになる。
ホームページの情報だが、平清盛や源頼朝など時の権力者が神社を参拝して奉納をしているという記録がある。
枚岡神社の御朱印。
左の「笑福」は書き置きの紙でいただいた。
同時にいただいた説明書きがなかなか良い。「無心に笑えば心の岩戸が開枯れて 神さまからいただいている神氣が蘇えり元氣になります」と書かれていて、神社では毎年12月23日にお笑い神事をおこなっているのだという。
枚岡から再び近鉄電車に乗って次は2駅奈良方面に向かって石切で下車。
この先は生駒山の長いトンネルに入り、山の向こうは生駒である。
石切駅から更に上り坂を歩いて石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)上之社に到着。
初代神武天皇の時代には存在していたとされている神社で、10代目の崇神天皇の時代に下之社が創建され、いずれも平安時代の延喜式に載った歴史ある神社である。
明治時代に一度は下之社に合祀されたが、戦後にこの地に再興された。
御朱印をこの神社でいただけるという情報があったが、コロナで社務所が閉められたままとなっている。
上之社から坂を下って近鉄線のガードをくぐって更に坂道を下る。
ここからずっと石切参道の下り坂。
麓の石切劔箭神社下之社に向かう途中に石切大仏。
日本で三番目となっているが、大きさとしては今は三番目ではないらしい。
石切大仏から更に下ったところの途中から石切神社の下之社までに色々なお店が集まっていて、時間に余裕があればここで休憩したくなる。
そして、石切劔箭神社の下之社に到着。
雨が強く降る中、参拝客が絶えない神社である。
ここは本殿と神社入口の間を往復するお百度参りが有名で、祈願をする人が多い。上之社でも同様のことをしている参拝者を何人も見かけた。
新石切駅側から石切劔箭神社の外に出た。
特徴ある鳥居である。
石切劔箭神社の御朱印。
見開きの2種類だけ紙でいただいた。
東大阪のポケふたと神社巡りだけで丸1日かかってしまった。
石切駅からの大阪平野の眺めを味わいたかったが、天気が悪くてその部分は残念だったが、それ以外は全然OKな内容。また天気が良い日に参拝してみたいものである。
次のページから、11月のシンガポールの話を書きます。
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