2022.08.15 お盆の九州旅5日目(1) 羽犬塚・八女の福島 [国内旅行]
JR九州のロングシートの車両は、おしゃれな感じがする。
久留米から4駅目、12分後の羽犬塚(はいぬづか)で下車した。
筑後市の中心的な位置付けの駅だが、真上を走る九州新幹線は素通り。
駅舎もこんなにシンプルなものとは思わなかった。
羽犬塚って面白い地名だなぁと思っていたら、羽犬がいたという伝説が書かれていて、豊臣秀吉によって弔われた塚が市内にあるとのこと。
今回は、羽犬塚周辺を回る予定はないので、またの機会に巡ってみたいものである。
羽犬塚駅から目的地の八女市の福島へはバス移動。
福岡県内は西鉄バスがかなり幅を利かせているが、羽犬塚駅から矢部までの旧国鉄矢部線の代替バスは堀川バスが担当している。このバスに初めて乗った。
どこかの中古バスを使っているのだろうか。
西鉄バスで当たり前のように使える全国共通ICカードが堀川バスでは使えなくて現金のみの取り扱い。
羽犬塚駅から乗って20分ほどの福島で下車。
ここは八女市の中心街である。
バスを降りたところで古い塗装の西鉄バスを見た。
久留米からは西鉄バスの方が乗り換えなしで本数もあって便利だが、今回はJRの切符の都合で羽犬塚経由を選んだ次第である。
歓楽街と思われるあたりを歩いていたら、古めかしい楼門にあたる。
楼門をくぐって市場を抜けたところに土橋八幡宮。
この日はお盆休みの朝ということもあってか、参道のお店は全部閉まっていて、何だかもの寂しい雰囲気。平日の昼間はどんな感じなのか見てみたいものである。
御朱印もいただける感じがなさそうだ。
福島の中心街には古い建物が残る。
以前に「鶴瓶の家族に乾杯」でもこの辺りを歩いて回るシーンがあったかと思う。
福島の街を南に歩くと東西に長い広場に出る。
ここは旧国鉄矢部線の筑後福島駅があったところ。
敷地の外れに観光物産館。
八女茶などの名産品を安く買えたかもしれないが、時間の関係で立ち寄ることができなかった。
そして、福島八幡宮へ。
至る所に装飾がされて、おしゃれな感じがする。
社殿は大規模修繕中。
修理が終わったらまた見てみたいものである。
神社のスタッフさんをキャラクター化しているところが面白い。
御朱印のデザインにも登場する。
福島八幡宮で御朱印帳を求め、
いくつか直接書いていただき、また他に数点は書き置きの紙を選んだ。
多くの種類を用意していて、またどこかのタイミングで参拝したくなる神社である。
御朱印待ちをしている時に、地元の方とお話をする機会があり、
「宜しければ駅まで送りましょうか」
ということになり、帰りは羽犬塚駅まで乗せてもらった。
80歳近い女性だったが、行動的で上品な方だった。詳細はあまり書けないが、この地域の名のある方で、お世話になりました。
福島から羽犬塚駅に戻る途中でも羽犬の像を見た。
羽犬塚駅の後の話は次のページで。
次は筑後船小屋駅で自転車を借りて巡ります。
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