2022.08.13 お盆の九州旅3日目(2) 長崎・護国神社から中川八幡神社まで [国内旅行]
坂道を上り切ったところに大きな鳥居。
長崎県護国神社である。
全国各地にある戦没者を祀っている護国神社の長崎県版。
戦前の社殿は原爆で全壊し、現在の社殿は戦後に再建されたものである。
護国神社から東の方に歩いて、南北に流れる通りを南進すると平和公園。
公園の中に入る前に、近くにちゃんぽんを食べられるお店があったので、そこで腹ごしらえ。
せっかくなので特製ちゃんぽんを。美味でした。
さて、平和公園の中へ。
各国から寄贈された彫刻などが置かれている。
中華人民共和国からも寄贈されている。
日中友好は大事だが、中国が考える平和とは、日本にとっては平和とは言えないんだろうな。
長崎の平和公園と言えば、この平和祈念像である。
作者による文章が考えさせられる。
平和公園は高台にあって、東側を見ると、正面に浦上天主堂があるのが分かる。
というわけで、浦上天主堂まで歩いた。
戦前には東洋一の大きさを誇った教会だったが、原爆で破壊されてしまった。
現在の建物の周りには当時の被害に遭った状態が残されている。
ローマ法皇も1981年に訪問している。
浦上天主堂から南に歩いていくと、鳥居が半分ないところを通る。
山王神社の二の鳥居で、半分は原爆で吹き飛ばされたという。
吹き飛ばされた鳥居の部分は、このように整然と並べられている。
参道に沿って進むと山王神社に着く。
原爆慰霊碑に「坂本町」と書かれているが、この辺りの町名のことで、比叡山の麓(琵琶湖側)も坂本で、江戸時代に当時の老中がこの辺りの景色が坂本に似ているので、山王日吉神社を勧請することを進言したのが始まりだそう。
そして社殿へ。
立て替えられたばかりな感じがする。
護国神社と山王神社の御朱印。
浦上から市電に乗って中川町へ。
中川八幡神社に参拝した。
さほど大きくない神社だが、江戸時代の1646年に大分の領主が柞原八幡宮から勧請して長崎のお寺の中に祀ったのが始まりで、現在の地には1789年に移転。
ネコちゃんを題材にした御朱印が話題で、何種類も用意されているもののうち、今回は3種類を選んだ。
神社の周辺にはネコちゃんが多いようで。
参拝帰りに参道でくつろいでいるネコちゃんがいた。
最後に参拝したのは鎮西大社の別名がある諏訪神社。
灯籠も鳥居もしっかりとしている。
色々歩き回った最後にこの階段を上るのはハードだった。
階段上がったところから。
諏訪神社の御朱印と境内の東照宮の御朱印をいただいた。
そして、しおりもサービスで付いてくる。
少し急足気味の御朱印巡りだった。
前回3年前(だったと思う)と合わせて、長崎市内の主だった神社は大体回れたと思う。
次回また長崎訪問の機会があれば、郊外の神社にも足を運んでみたいと思う。
この後、稲佐山へ。
続きは次のページです。
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