2023.02.13 3年ぶりの台湾旅3日目(1) 福隆 [海外旅行]
8時34分発の区間快・蘇澳新行きに乗る。
台北の南側から来た韓国製の10両編成の電車は、多くの通勤客が乗っていて、台北で半数以上が下車。
台北からもそこそこの乗車がある。
電車は台北から北東に進み、松山、南港で少しずつ乗り降りがあって、その先の地上区間に入ると一気に乗客が減って閑散とする。10両編成では勿体無い感じがする。
途中の七堵では後ろからくる新自強号に抜かれるため少し停車する。
車内・車外の表示が良くなった。
韓国の現代ロテム製ではあるが、一部日本の東芝の電装技術が取り入れられているという。
区間快ということで、ネコ村の猴硐も通過。
台北から1時間ほどの福隆で下車した。
福隆の駅を降りたところ。
3年前、駅前のレンタサイクル店で自転車を借りて、3時間ほどトンネル越えと海沿いを回った充実した記憶があり、今回もその自転車屋さんで自転車を借りようとしたら、全然会話が成り立たない。
何を言っているか分からないから、他に行ってくれの一点張り。
そんな中で、他の人が台湾語でやりとりしていて借りていくのを見ると、益々腹が立つ。
他の場所を紹介してもらい、自転車で目的地へ出発。
自転車を借りたところから10分ほど緩やかな上り坂を進んだところに車道の行き止まり。
自転車と歩行者だけがこの先に進めるようになっている。
その脇には鉄道のトンネルがあって、電車がスピードを上げて通り過ぎていく。
そして自転車はトンネルの中へ。
「草嶺隧道」という名で、鉄道が複線電化する前まで使われていたトンネルで、現在は自転車道として整備開放されている。大正時代の1924年に完工している。
トンネルの中は冷涼。
3年前もここを自転車で通り抜けているが、その時になかったのがBGM。
心地よい程度の音量で流れている。
途中にはこんな駅名のプレートもある。
トンネルの中に新北市と宜蘭県の境目がある。
宜蘭は東海岸の街。
のんびり走って10分ほどでトンネルの外に出た。
トンネルを出たところは、台湾の東海岸。太平洋に面している。
ここで休憩することができて、しばらく電車が通り過ぎるのを眺めていた。
で、前回はここから海岸沿いに北上して福隆駅まで戻ったが、電車と海を眺めていて時間をとられてしまったので、そのままトンネルを経由して福隆の街に戻ろうと自転車を動かしたところでトラブル発生。チェーンが外れてしまい、ペダルをこぐことができなくなってしまった(涙)
幸い、帰りはほぼ平坦か自転車屋さんまで下り坂だったのでずっと足で蹴って自転車屋へ。事情を説明して新しい自転車に交換してもらった。
自転車を乗り換えて向かった先は海に面した福隆東興宮という中国寺院。
ネコちゃんものんびり。
そして自転車屋さんに戻って返却して福隆駅へ。
駅前で昼食に駅弁。台湾の典型的な駅弁である。ご馳走様。
福隆から12時半過ぎの電車に乗車して次の場所へ。
1時間に1-2本程度の区間車(各駅停車に相当)が走っているが、昼間だからか車内は閑散としている。
この後、ネコ村の猴硐へ。
次のページで書きます。
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